日本歯科大学100周年記念館竣工式典が12月16日(土)午前11時から開催された。
まず記念植樹が新広場で執り行われ、光安会長は「年間を通しての100周年記念行事も最後に竣工式を迎え、
大学関係者をはじめ皆様方のご協力に感謝します。
ヒポクラテスの木(鈴掛)が大きく育ち、多くの学生が誓いを立てて巣立っていくことを祈念します」と挨拶を述べた。
ギリシャのコス島にプラタナスの老大樹があり、そこでヒポクラテスが医学を教えたとされ、
昭和44年蒲原宏博士がその球状結実果を持ち帰り育てた。
その子孫を3年かけて育成し、「蒲原6〜1・2号」と登録され100周年を記念して
新潟生命歯学部と生命歯学部に植樹された。
次いで記念館地下1階九段ホールで竣工式が神官のもと執り行われた。
本館1階メモリアルホールでの披露宴では中原泉理事長が、「5年を要した記念工事もここに締め括り、
消防から表彰されるほどの素晴らしい内容の建築物となった。
現場事務所が取り壊される際には感無量であった」と感慨を述べると共に、
鹿島建設を始めとする関係者に感謝を述べた。
校友会からは光安会長が中原理事長に唐津焼の大壺を贈呈し、竣工を祝う慶びを表した。