日本歯科大学メールマガジン

238号(2013/9/26)

目 次
校友会トピックス
1.第19回SCRPで日本歯科大学生命歯学部5年生岡部佑妃子さん表彰 8月21日
2.全身と向き合う次世代の歯科医療を見据えた日本歯科大学生命歯学部

お知らせ

医療に関するトピックス
1.日本歯科医学会第90回評議員会開催  8月6日
2.第248回中央社会保険医療協議会総会 9月4日

3.高齢者口腔ケアで肺炎予防実証   東奥日報 9月11日
4.日本歯科医師会創立110周年を祝う会


校友会本部から
校友会会費納入の確認についてお願い

情報管理委員会から

◎ホームページをリニューアルしました http://www.koyu-ndu.gr.jp
◎ホームページの更新情報     
◎都道府県校友会HPとの相互リンクについて

メールアドレス登録・再登録のお願い



校友会・校友会員トピックス


1.第19回SCRPで日本歯科大学生命歯学部5年生岡部佑妃子さん表彰  8月21日

 日本歯科医師会主催の第19回スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)が平成25年8月21日に開催され、臨床部門の2位に日本歯科大学生命歯学部5年生岡部佑妃子さんの「新たに考案した歯肉血流測定法と歯肉マッサージによる血流量の変化」が選ばれた。




2.全身と向き合う次世代の歯科医療を見据えた日本歯科大学生命歯学部

 GCサークルのNo.146号(2013.8)より一部転載する。歯科大学を訪ねてのコーナーに「全身と向き合う次世代の歯科医療を見据えた日本歯科大学生命歯学部」と題して4頁にわたって付属病院と学部が紹介されている。

歯科界の源流としての伝統と実績:中原泉会頭のコメント
 「明治42年から我が校を中心に多くの歯科医師を輩出し、創立10年も経たないうちに日本の歯科医師は2,000名になりました。まさに歯科界の源流なのです。」と理事長であり学長の中原泉先生は語られる。

総合診療科での充実した臨床教育:羽村学部長のコメント
 「歯科医師国家試験は知識があれば通るわけですが、それだけでは臨床には出られません。学生は卒業すると大半は臨床研修医を経て開業医として一次医療に携わります。その時に必要な態度、技術も十分に習得しないといけません。ですから、臨床実習とともにコミュニケーション実習にもウエイトを置いています。」と羽村学部長。


 お知らせ 

平成25年
10月6日(日)第40回関東地区日本歯科大学校友会懇話会 甲府市 甲府富士屋ホテル
10月12日(土)東北地区会員大会 秋田市 秋田ビューホテル
10月26日(土)第102回山形県校友会総会・学術講演会 鶴岡市 華夕美 日本海



医療に関するトピックス


1.日本歯科医学会第90回評議員会開催  8月6日

 平成25年8月6日に日本歯科医学会(住友雅人会長)の第90回評議員会が開催された。住友会長は会長報告で学会の事業体系図をもとに、学会の今後の執行方針を具体的に説明した。また研究開発においては新たに重点研究委員会を設けた。テーマは「乳児・小児の摂食機能障害」で、2年後、4年後の保険収載を目指すとした。



2.第248回中央社会保険医療協議会総会  9月4日  ikeipress
http://www.ikeipress.jp/archives/date/2013/09/09

 口の中の清潔さを保ち、飲み込む機能を高めることで高齢者の肺炎を防げることを、五戸町の特別養護老人ホーム「ハピネス五戸」が2012年度に実施した口腔(こうくう)ケア・リハビリの取り組みで実証した。入所者50人を対象に口の健康支援を行った結果、肺炎が理由で医療機関に入院した入所者の割合が半分以下に減り、感染症にかかる人は大きく減少した。肺炎は、本県の死亡理由の第4位で、死亡率は全国ワースト水準にあるため、肺炎対策の必要性が叫ばれている。医療関係者は「口腔ケア・リハビリを行うことで、高齢者の体力・抵抗力は増し、肺炎を防げる」と説明する。
 ハピネス五戸では入所者の平均要介護度が、5段階のうち4.2度と重く、高齢化とともに肺炎による入院者が増えていることが深刻な問題になっていた。このため昨年4月から専門的な口腔ケア実施を検討。勉強会を重ね同8月から、歯科衛生士、管理栄養士、理学療法士、介護職員らがチームを結成し月4回、歯石や舌苔(ぜったい)の除去、飲み込みの検査などの専門的な口腔ケアを行ってきた。
 さらに日本歯科大付属病院口腔リハビリテーションセンター(東京)の須田牧夫センター長が月1回、入所者の「摂食嚥下(えんげ)機能評価」を実施。入所者が、安全に栄養摂取できる環境を指導したり、食事の助言を行ってきた。
 この結果、12年度、同施設から医療機関へ入院したのは53人で、11年度の64人よりも11人(17%)減った。肺炎理由の入院者の割合は11年度の48.4%(31人)から12年度は20.8%(11人)と約28ポイント減った。入院した人の平均在院日数は14.5日から12.3日へ短縮。管を通して栄養を摂取していた人が、口から物を食べられるようになったケース(経口移行)は、11年度の1人から12年度は5人に増えた。
 同施設を運営する社会福祉法人ファミリーは、八戸市、南部町、東京都、神奈川県でも特養ホームを運営し、口腔ケア・口腔リハビリを行っており、それぞれの施設でも同様の傾向があるという。
 8月29日にも、須田センター長が、五戸を訪れ、入所者7人に嚥下内視鏡検査、頸部(けいぶ)聴診を行い、食事を取る姿勢、食べ方、食材の刻み方、水分を含んだ「とろみ濃度」などを職員とともに検討し、アドバイスした。須田センター長は「窒息させない、誤嚥(ごえん)させない食事を提供することによって、入所者は体重が増え、栄養状態が改善している。抵抗力と予備力(最大能力と通常能力の差)が改善することによって、肺炎が減り、入院日数の短縮につながっている」と分析。「福祉施設利用者、在宅療養者は肺炎で入院してしまうと、体重が減少し抵抗力が低下したまま退院してくる場合が多い。そのような人の口腔の機能を見極めたり、適切な食事形態を選定することはとても重要なこと」と語った。  同施設の取り組みは7月に青森市で開かれた県老人福祉施設大会で発表された。



3.高齢者口腔ケアで肺炎予防実証   東奥日報 9月11日

 厚生労働大臣の諮問機関である中央社会保険医療協議会の費用対効果評価専門部会が29日開催され、前回に引き続き医療経済評価の活用方法などについての意見交換が行われた。
委員からは、部会スタートから1年が過ぎても一定の結論を出すための「議論」がいまだに行われていないことを指摘する意見が相次いだ。
次回以降は、導入した場合のモデルケースなどを挙げて議論が行われる見通し。
 厚労省は部会で、参考人などがこれまでに提出した諸外国の状況や制度の総論をまとめ、今後の論点として活用方法(保険償還の判断/価格算定)や時期(収載の前後/1年後など)を提示。
 これに対し委員からは、「10回目の部会になるが、これまでやったことは参考人の情報提供だけ。自分たちでは何も話し合っていない」「まず効果の1単位が何か、どう決めるのかを決めないと話が進まない」「事務局に腹案があるのなら、そろそろ手の内を明かしてほしい」「導入するかしないか、する場合の時期をそろそろ決めるべきでは」などの意見が上がった。



4.日本歯科医師会創立110周年を祝う会

 日本歯科医師会と日本歯科医師連盟は平成25年9月12日にホテルニューオータニにて「日本歯科医師会創立110周年を祝う会」と「日歯・日歯連盟の役員就任披露パーティー」を開催した。大久保日歯会長は明治36年からの日歯の歴史等を説明した。多年にわたり歯科保健や歯科医師会会務に貢献された777名が表彰された。受賞者を代表して、香川県の山下喜世弘先生が謝辞を述べた。安部首相、伊吹衆議院議長、石破自民党幹事長、田村厚労大臣、海江田民主党代表など多数の来賓が挨拶した。

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ホームページの更新情報

(1)トップページの画像を変更いたしました(2013/9/11)
(2)中原泉校友会会頭による会頭挨拶を掲載しました(2013/9/11)
(3)リンクのページに新潟県日本歯科大学校友会を追加しました(2013/9/11)
(4)会報バックナンバーにVOL.38NO.4、VOL.39NO.1をアップしました(2013/8/29)
(5)日本歯科大学校友会KOYUTimesバックナンバーのページに2013April NO.1と2013July NO.2をアップしました(2013/8/22)
(6)会員ページから「日本歯科大学校友会KOYUTimes」のバックナンバーがダウンロードできるようになりました(2013/8/22)
(7)女性の会のページに女性の会「スタディーコース」のご案内を追加しました(2013/8/21)
(8)校友会役員名簿を更新いたしました(2013/7/31)
(9)日本歯科大学校友会・求人案内の情報を更新いたしました。(2013/6/3)

※趣味の世界で異能を発揮している校友の方の情報をお寄せください。自薦・他薦共可。

※トップページに掲載する写真を募集いたします。http://www.koyu-ndu.gr.jp/



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 URL等の情報を事務局までお寄せ下さい。よろしくお願いいたします。

 

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 ぜひとも大多数の会員が本会から発せられるインターネットでの情報を受信できるよう、普及にご協力ください。
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