日本歯科大学メールマガジン

257号(2014/4/21)

目 次

大学・校友会スケジュール

ホームページの更新情報
http://www.koyu-ndu.gr.jp

大学・校友会トピックス
1.平成26年度日本歯科大学入学式が開催される
2.西村まさみ議員 厚労委員会で質疑

歯科トピックス
1.疑義解釈 3月31日 厚生労働省事務連絡
2.規制緩和 混合診療で火花 4月11日 朝日新聞

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大学・校友会スケジュール

平成26年

5月17日   ・北海道校友会第72回定時総会ならびに学長講演学術講演会懇親会
     函館市 花びしホテル
    ・静岡県校友会平成25年度総会・歯学会学術講演会 静岡市
     ホテルアソシア静岡
    ・兵庫県校友会定時総会 神戸市 西村屋 和味旬彩
6月14日   ・山梨県校友会総会 甲府市 古名屋ホテル
6月21日   ・長野県校友会 上田市 上田東急イン
    ・島根県校友会総会 松江市 松江東急イン
    ・愛知県校友会総会 蒲郡市 三谷温泉ホテル名山荘
    ・愛媛県校友会総会 松山市 松山全日空ホテル
    ・香川県校友会総会懇親会 高松市 JRホテルクレメント高松

参加対象者が限定される場合がありますので、詳しくは校友会事務局までお問い合わせ下さい。


ホームページの更新状況

4月7日以降、サーバーに発生した障害の影響で、ホームページの閲覧ができない状態になりました。現在は復旧していますが、ご迷惑をおかけしましたことを、お詫び申し上げます。 2014/4/15

1)メルマガ第256号を掲載しました 2014/4/15

※趣味の世界で異能を発揮している校友の方の情報をお寄せください自薦・他薦共可。



大学・校友会トピックス



1.平成26年度日本歯科大学入学式が開催される

 4月8日に新潟生命歯学部及び大学院研究科の入学式が新潟生命歯学部講堂で開催された。今年入学した新入生は70名で、関本恒夫新潟生命歯学部長と宮川行男大学院新潟生命歯学部研究科長の訓辞と小野哲義入学生代表と渡會侑子研究科入学生代表による宣誓が行われた。
 続いて4月10日に生命歯学部及び大学院研究科の入学式が富士見ホールで開催された。新入生は128名で、生命歯学部入学生と大学院研究科入学生点呼の後、中原泉理事長・学長の訓辞及び羽村章生命歯学部長と八重垣健生命歯学研究科長の訓辞があり、山田太陽入学生代表と植松俊樹研究科入学生代表による宣誓が行われた。最後に教職員の紹介があり閉式となった。


2.西村まさみ議員 厚労委員会で質疑

 4月10日午前10時半より参議院厚生労働委員会で質疑が行われた。質問要旨は▼自閉症・発育障害▼平成24年度地域保健・健康増進事業報告▼子宮頸がん予防ワクチン▼医政局歯科口腔保健推進室▼社会保障教育・労働教育について等であった。
 前回3月17日に引き続いての質疑で、限られた時間であったが内容はコンパクトにまとまっていた。そして田村厚労大臣等より十分な回答を得ることができた。
http://online.sangiin.go.jo/cgi-bin/yotei.cgi
この質疑は参議院HPより録画でご覧になれます。

西村まさみ議員 厚労委員会で質疑

 


歯科トピックス


1.疑義解釈 3月31日 厚生労働省事務連絡

 前号に引き続き、疑義解釈を掲載します。詳細は各都道府県歯科医師会HPでご確認ください。

【手術:頬、口唇、舌小帯形成術】
(問18)頬、口唇、舌小帯形成術の取扱いにおいて、2分の1顎の範囲内における口唇小帯と頬小帯の形成術を同時に行った場合は、2箇所として算定するのか。
(答) そのとおり。

【手術:広範囲顎骨支持型装置掻爬術】
(問19)広範囲顎骨支持型装置掻爬術について、広範囲顎骨支持型装置及び広範囲顎骨支持型補綴物を装着した保険医療機関と異なる保険医療機関で当該手術を行った場合、当該手術は算定できるか。
(答) 自院あるいは他院にかかわらず、広範囲顎骨支持型装置埋入手術の施設基準を届け出た保険医療機関において、広範囲顎骨支持型補綴に係る補綴物を装置した患者であれば算定できる。

【歯冠修復及び欠損補綴:通則21】
(問20)保険外診療で行われている歯科インプラント治療完結後に、全身疾患等の理由から顎骨内に残存せざるを得ない歯科インプラント上に有床義歯を装着する場合又は他の治療法では咬合機能の回復・改善が達成できず、やむを得ず当該歯科インプラントを鉤歯とする局部義歯を装着する場合の取扱い如何。
(答) 当該治療を患者が希望した場合に限り、歯科インプラント治療完結後に一定期間を経た場合の補綴治療については保険診療として取り扱って差し支えない。その際に、当該治療を行った場合は、診療録に保険診療への移行等や当該部位に係る自費治療が完結している旨が分かるように記載する。なお、歯科インプラントを鉤歯とする局部義歯を装着した場合は、診療報酬明細書の摘要欄に鉤歯の部位がわかるように記載する。

【歯冠修復及び欠損補綴:CAD/CAM冠】
(問21)保険医療機関が、医療器具として届け出たCADを設置しているA歯科技工所及び医療器具として届け出たCAMを設置しているB歯科技工所に対して連携が確保されている場合は、当該技術に係る施設基準を満たしていると考えてよいか。
(答) そのとおり。この場合は、届出様式の備考欄にCADを設置している歯科技工所名及びCAMを設置している歯科技工所名がそれぞれ分かるように記載(例:OO歯科技工所(CAD装置))し、当該療養に係る歯科技工所名を記載する。

【歯冠修復及び欠損補綴:CAD/CAM冠】
(問22)互換性が制限されない歯科用CAD/CAM装置とは、CAD/CAM冠用材料装着部の変更又は加工プログラムの改修(追加、変更)により、複数企業のCAD/DAM冠用材料に対応でくる装置も対象になると考えてよいか。
(答) そのとおり。

【歯冠修復及び欠損補綴:CAD/CAM冠】
(問23)保険医療機関内に歯科技工士が配置されているものの、歯科用CAD/CAM装置が設置されていないために、歯科用CAD/CAM装置を設置している他の歯科技工所と連携している。この場合は、保険医療機関内の歯科技工士及び連携している歯科技工所の歯科技工士の氏名をそれぞれ届出様式に記載する必要があるのか。
(答) 保険医療機関内の歯科技工士名の記載は不要である。保険医療機関が連携している歯科用CAD/CAM装置を設置している歯科技工所名及び当該療養に係る歯科技工士名を記載する。

【歯冠修復及び欠損補綴:小児保隙装置】
(問24)下顎左側第一乳臼歯の早期喪失に対して下顎左側第二乳臼歯に小児保隙装置を装着した場合の傷病名(歯式)如何。
(答) 下顎左側第一乳臼歯の喪失を示す傷病名(例:MT)のみを付与する。

【歯冠修復及び欠損補綴:コンビネーション鉤】
(問25)コンビネーション鉤について、鋳造鉤と線鉤の組合せであれば、維持鉤が線鉤で拮抗腕が鋳造鉤であっても算定できるか。
(答) 算定できる。

【歯科矯正:植立】
(問26)歯科矯正用アンカースクリューが脱落した場合の再植立の取扱い如何。
(答) 再植立を実施した場合の植立の費用は算定できないが、使用した特定保険医療材料は算定できる。


2.規制緩和 混合診療で火花 4月11日 朝日新聞

 公的な医療保険が使える診療と、使えない自由診療を組み合わせる「混合診療」が、政権が6月にまとめる規制改革の焦点となっている。政府の規制改革会議は「医師と患者の合意」を条件に大幅拡大を主張。厚生労働省など関係者の多くが反対するものの、会議側は引かない構えだ。
 このテーマを巡っては、規制緩和論者と厚労省が「10年戦争」を続けてきた。今月上旬も、規制改革会議の岡素之議長(住友商事相談役)らと厚労省幹部が非公式に意見を交わしたが、溝は埋まらなかった。
 「必要な医療は保険の対象とするのが『国民皆保険』の原則。安全性・有効性がない医療には保険からお金を出せない」との理由で、混合診療は原則禁止とされてきた。だが難病患者の負担を軽くするため、2006年以降、例外的に認める範囲を広げてきた。今は約100の先進医療などが対象になっている。
 規制改革会議は6月の答申に向け、この分野に再びねらいを定める。3月には、患者と医師が合意すれば、混合診療を幅広く認める新制度「選択療養」を提案した。岡議長は「難病と闘う患者が望む治療を受けられるよう、選択肢を広げたい」と訴える。
 選択療養はがん治療などを想定するが、病名や治療法をあらかじめ限定しない。この点が従来の仕組みとの大きな違いだ。治療計画を文章で患者に説明して承諾を得る、といった手続きを医師に義務づけ、安全性や必要性が低い治療を排除するとしているが、「混合治療の実質的解禁」との受け止めが広がる。
 この提案に対して厚労省は、安全性と有効性を確保できず患者や保険財政に不利益を及ぼす▽高度な治療法について患者は医師と対等な立場で判断できない、といった懸念を示す。
 日本医師会は「国民皆保険を揺るがしかねない」と反対を表明。医療費を払う側の健康保険組合連合会なども「保険の責任の範囲を超える」と批判する。
 患者団体の支持も広がっていない。約30万人の会員を抱える日本難病・疾病団体協議会は「安全性の確認がない自由診療は健康被害を拡大しかねない。必要な医療は保険で受けられる原則を堅持すべきだ」として反対している。
 規制改革会議は孤立無援にみえるが、厚労省は「規制改革は首相の肝いり。ゼロ回答は許されない」(幹部)として、妥協案づくりを急ぐ。主要閣僚の一人は「制度を大きく変えるのは難しい」とみるが、会議のメンバーは「まとめるのは6月。この問題はギリギリまでかかる」と強気だ。

 

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