277号（2014/11/10）

大学・校友会スケジュール


平成26年

参加対象者が限定される場合がありますので、詳しくは校友会事務局までお問い合わせください。

大学・校友会トピックス

　西村まさみ議員は11月４日（火）の参議院厚労委員会で、塩崎恭久厚生労働大臣に対して「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の一部を改正する法律案」に関する質疑を行いましたので、その概要をお知らせします。

【歯科関連について】
西村：「8020運動推進特別事業」と「口腔保健推進事業」は歯科保健事業の基軸であり引き続き実施すべきと考えるが、大臣の見解は。
大臣：誤嚥性肺炎の重要性、歯周病と糖尿病の関係など口腔ケアと全身の健康の関係が明らかになり、口腔ケアの意識を高めていくことが重要である。
西村：先の文教科学委員会で下村文科大臣にも質問したが、大学入試は文科省で国家試験は厚労省と分かれているが、一体となって10～20年後における質の高い歯科医師の養成に取り組んでもらいたい。
西村：日弁連の「健康保険法等に基づく指導・監査制度の改善に関する意見書」について、特に選定理由の開示、長期の指導、指導と監査の機関分離の必要性について問題提起を行いたい。

【感染症法について】
西村： エボラ出血熱は第一種感染症指定医療機関で治療提供を受けるが、38都道府県45医療機関だけで9県では指定されていない。エボラ出血熱に対応の状況は。
大臣：訓練は14機関で今月中に、残りは年内に終わる予定 。
西村：BSL4施設は国立感染症研究所の村山庁舎だけだが、周辺住民の反対で厚労大臣による「一種病原体等取扱施設」の指定は受けられていない。
　　
質疑の状況は参議院インターネット審議中継の録画でご視聴いただけます。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

　第59回富士見祭が11月1日（土）と2日（日）に日本歯科大学生命歯学部においてメインテーマは「チャレンジ」で開催されました。初日は生憎のお天気でしたが、開会式では中原泉理事長・学長、小口春久東京短大学長 、羽村章生命歯学部長と藤井重壽校友会副会長の挨拶があり、学生代表等の挨拶の後に校歌斉唱が行われました。午前中は学生企画の「ちょい足しクッキング」が、午後からはクイズ大会や女装コンテストが行われ、各クラブから出店されて模擬店で食事やデザートが振る舞われました。そして 学術系の研究会の発表、写真・美術部の発表と音楽部・アンサンブル部の演奏会がありました。二日目にはビンゴ大会と「奥華子」のライブの後、閉会しましたが学生たちがそれぞれに楽しんでいる様子がうかがえました。 また富士見祭と同時に来年本学を受験予定の皆さんへのオープンキャンパスも2日間行いました。

　10月25日（土）と26日（日）に新潟生命歯学部でポストグラデュエート・コース「知っていて安心！ステップアップ歯周外科」が開催された。受講者は全国から集まった校友15名で、初日は新潟生命歯学部歯周病学講座の佐藤聡教授より歯周外科総論として「知っていて得する基本的な歯周外科治療」の講義があり、引き続き新潟病院総合診療科の阿部祐三准教授より実習の説明があった。
　二日目は朝からマルチメディア臨床基礎実習室で「ブタ下顎骨を用いた歯周外科手術」の実習が行われた。歯周病学講座より6名、総合診療科より8名と歯科衛生科より2名の合計16名のインストラクターによりWidman改良法を用いたフラップ手術と結合組織移植術が行われた。実習終了後アイヴィホールで質疑応答と閉講式を行ない解散となった。
　15名の受講者に対してインストラクターが16名だったので、丁寧な説明を受けながら満足のいく実習ができたとの感想であった。

歯科トピックス

　10月30日に内閣府より平成26年秋の叙勲・褒賞が発表された。歯科関係者は45名で、そのなかで校友会会員は次の6名であった。
旭日小綬章　田中秀夫　（54回）東京都　　保健衛生功労
旭日双光章　林　俊郎　（54回）富山県　　保健衛生功労
旭日双光章　岡橋　洋　（56回）広島県　　保健衛生功労
瑞宝双光章　山田敏郎　（45回）埼玉県　　学校保健功労
瑞宝双光章　尾﨑正俊　（49回）神奈川県　学校保健功労
瑞宝双光章　松原清一郎（49回）富山県　　学校保健功労

　8月6日に第66回「保健文化賞」受賞者が決定し、米山武義（静岡県 68回）先生が 受賞した。

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